宇宿充人の世界

 久しぶりに池袋の東京芸術劇場に第186回

の宇宿充人の世界を聞きに行く。ガンを患って、

枯れ木のような身体のどこからと不思議な位の

エネルギッシュな音符が指揮棒の先から紡ぎだされてくる。

 まるで画家が絵筆でキャンバスに描くようにモーツワルト

のシューベルトのベートーベンの音の風景を描いていく。

 

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