13時間前の未来

 

最近読んだリチャード ドイチェのタイムトラベルミステリーの題名である。この小説のように津波の起こる数時間前に戻れるものならと思う人は多いかもしれない。1時間前には普通の暮らしがあって、1時間後には全てが失われるという

現実。長い間戦いを知らなかった国の人達が思いがけずに戦士となって戦っている、本で読んだ前の戦争の時のように標語を掲げて精神論で頑張ろうというのはいやだ。原発の最前線の人々が御握り一つでろくに寝ないで頑張ってる等と聞くと

食糧や睡眠位は確保してほしい。人材も資材も躊躇せずに助けを求めれば良いのにと思う。自分の中にもある、なんとか自分の事は自分で解決しよう、助けを求めるのは最後の手段的な考え方があるのではないかと危惧する。

次は何時自分が戦士になるか分らないとい覚悟が人々の胸に出来上がりつつあるのを感じる。

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