広島の原爆慰霊祭をTVで見ながら思い返していた。私が始めて原爆被爆者の写真をアサヒグラフで見たのは小学6年生の授業だった。百聞は一見にしかずと云う言葉を思い知ったのもこの時で、自分がその時までに経験した何百倍もの悲しみや苦しみが存在することも想像できた。原爆のドキュメンタリー
番組で当時13歳で被爆した人が62年後の今も辛い治療を受けつつ被爆体験を語り続ける姿を写していた。この番組はアメリカのHBOで放送された。その番組を見る現代のアメリカ人の表情は小学6年生であった私と同じものであった。ちなみに画像は母の描いた墨絵です。