テンペスト

テンペスト
今夜、青葉台にあるフィリアホールで催された天満敦子と末松茂敏のデュオリサイタルに行った。
 末松氏のおじいさんは20年前に私がブリッジを始めた頃、四谷の本部にいらしたカーネルサンダースのような白い眉毛のにこやかな人。日本ブリッジ界の先達である末松茂久氏である。
 茂敏氏は優しそうな表情にもかかわらず、ベートーベンの長時間のテンペストを暗譜で、激しくダイナミックに弾き切った。アンコールのさくらも一台のピアノだけとは思えない華やかで奥行きのあるものだった。
 天満敦子のヴァイオリンはIPODに入れていつも聞いている曲だが、実物は何倍も素晴らしい。滑らかに繊細に動く弦を押さえる指、ダイナミックに動く弓。情感のヴァイオリニストである。望郷のバラードはいつも聞いている曲なので
どのような指の動きの時にどのような音がでるのかなぞりながら聴いた。
 そして圧巻はツィゴイネルワイゼン、弓の弦が切れて顔にかかるが良く伸びる音とキレは変わらなかった。

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