時はゆるりと流れて

シーサー琉球村は昔の時代そのままに、ヤギを飼い、鶏をかって薪で火をたく。

サーダーアンダギー母と私はこの家に腰を下ろして、おばーが太い腕で黒糖や、粉、卵をかき混ぜ,竈で一斗缶の油が丸ごと入る大なべでサーダアンダギーを揚げる様を小一時間ほども眺めていた。

おばー一升瓶を頭に乗せて踊るおばーは80をこしているらしいが、踊りのお陰か腰もすっと伸びて良い顔をしておられる。

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