天満敦子の曲に触れたのは高校のMLで話題に上がった事がきっかけ。末松さんのお父様とお祖父様がブリッジプレイヤーだった縁でチケットが入手出来る事になった。いろんな繋がりで5月の今頃、青葉台のフィリアホールで毎年ヴァイオリンとピアノのデュオを聴くことができる。ベートーベンのヴァイオリン、ソナタ第三番はピアノがくるくる廻るのをヴァイオリンが後になり先になり或いは同時に弦の上を、鍵盤の上をすべり、流れ、踊る。二人の息はぴったりで、こんなに息の合うパートナーに出会うのは幸運だと演奏が終わった後の二人の顔が物語っていた。画像は年月を重ねた藤の幹、今年は幹に魅せられた。