自分へのお年玉に映画「最後の忠臣蔵」と「ハリーポッター」を続けてみた。忠臣蔵は復讐の是非という大きなテーマは別にして、歴史的にみれば一つの事件である。
切腹で終わる救いのない事件そのものよりそれによって運命が逆転した人々のその後の人生の方が気になっていた。そういう意味では寺坂吉衛門のほうに興味があるが
原作を読んでみたい。レンズを通して常に構図を考えるようになって、どのシーンも一枚の写真として素晴らしい事に感心するばかりだ。監督の趣味の問題だろうが、ヒロイン
の可音の配役はちょっと違う気がする。