尾瀬
下界(宿の人はそう言っていました)は2日とも晴れのようでしたが、私達が帰路に付く9時過ぎまで雨はしとしと降り続きました。濡れた木道で足を滑らせて11人のうち5人がすってんころりです。
もちろん私もその一人、したたかに脇腹を打ってしまいました。この広大な尾瀬ヶ原は東電の管理地で豊かな財力がここを守ってきたことは確かで今回の事故で様変わりする事のないように願うばかりです。
水芭蕉も江間章子の「夏の思い出」の詩の通りに咲いていた。雨のせいで石楠花色の黄昏は見られなかったけれど、雨に洗われた清涼な空気と緑のグラデーションは心をリセットしてくれた。
来年も水芭蕉の咲くころ是非又来て見たい。来年は絶対転ばないようにジムで鍛えなければ。