無実

卒園
ジョン グリシャムのノンフィクション「無実」を呼んだ。彼の本は殆ど読んでいるがドラマチックで一気に読まずにはいられい。
しかし、この本は事実を克明に連ねただけで著者の感情の一欠けらももられてはいない。よって、読みにくい事甚だしいし、現実は重たい。しかし、裁判の難しさをつくずく考えさせる。最近の痴漢冤罪事件、周防監督の「それでも僕はやってない」を見て、近く日本にも導入される陪審員制度に恐れを感じる。他人「検察、警察。弁護人」が集めた証拠や状況で素人の一般人に正確に判断できるものだろうか?
 ともかく銃撃事件の三浦和義容疑者はこの国の裁判制度で裁かれるかもしれない。その時はこの本のような、事実のみを述べた本で読んでみたい。
 絵は電車で見かけた卒園式の女の子、お母さんのコートをしっかと掴んでた。四月からはぴっかぴかの一年生だね。

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