忍ぶ瓜
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高田郁の「みおつくし料理帳」は本の中に出てくる料理のレシピが巻末に記されている。この忍ぶ瓜は中華風きゅうりの叩きとして昔からよく作っていたのだけれど、この本にあるようにサッと湯がくとしなっとしそうなのがぱりぱりして歯ざわりがとても良い。高田郁氏は漫画家だったが、網膜の病気で小説家に転向したそうです。そのせいか、場面が映像として浮かび上がってくる。あと干しダコの炊き込みごはんを作りたくて干しダコをネットで注文してしまいました。干し柿とオニぐるみの白和えも作ってみたいと思います。これがきっかけで料理がテーマの時代小説に惹かれて小早川涼の「包丁人侍事件帳」シリ-ズも読んでしまいました。こちらは丸々した団子鼻の愛すべき主人公にほっこりと癒されました。