福島新田

 福島新田は1667年に飯山藩から許可が出て14人が入植、新田開発

が始まった。その後減反政策、高齢化のせいで荒廃がすすんでいたが

平成10年に棚田保存会が発足してここまで復活した。私たちには記憶の

奥底に眠っていたような懐かしい風景。

新緑のなかの阿弥陀堂。

田植えが終わったばかりの棚田。重機のなかった江戸時代に、この石積みは

気の遠くなる作業だったに違いない。こうして田植えの終わった青々した

田や豊かに実った稲穂を思い描きながら新田を開発していったのだろうか。

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