或る日 突然に

fukusi
先週の土曜日、友人が鎖骨にひびが入り緊急外来にいった。処置室からお母さんと姉と思われる人の必死の呼びかける声がもれていた。
いたたまれずに外に出ると救急隊員が電話で連絡していた。救急車の中ですでに息を引き取られたのだがお母さんの気の済むまで心臓マッサージを続けると。友人がレントゲンも撮り、診察を終えて帰る頃、お母さんは処置室を出て待合室のイスに泣き伏しておられたという。あのエレベーターの事故の高校生だった。気が済む事は無いと思うがそうしてあげて欲しい。

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