今様高瀬舟

グロリオーサ
初老の男が認知症の母の介護の為に、仕事を辞めて収入の道を断たれ遂に心中を図った。「おかあちゃん、もう生きられへんのやで」「もう
あかんか?ほな 一緒やで」役所の対応は不親切で生活保護も受けられなかった。弁護人は、ひたすら母の為に尽くした被告は弁護人より数等 人間として上であると弁護を締めくくった。裁判官は2年の刑期に3年の執行猶予をつけ、母の為にこれからの人生を幸せに暮らして欲しいと涙ながらに述べたと言う。まるで高校時代の教科書にあった、森鴎外の高瀬舟を彷彿とさせる。画像は今日、六本木のクラブに飾られていたグロリオーサ スパーパです。

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