王家の谷 ワイピオ渓谷

カメハメハ大王生誕の地といわれるワイピオ渓谷に、ハワイは混血が進んで純粋なハワイ人は1%ほどしかいないそうだ。小錦や曙のような巨漢を想像していたが、カメハメハの銅像は少し趣が異なる。

ガイドの四駆で急な坂道をジリジリ下る。写真が撮れるようにとドア側に座らせて呉れたのはありがたかったけれど、ドアは開けっぱなしシートベルトは?と聞くとしなくて良いよとの返事。ドアが開いている以上ベルトは自主的に締めさせていただいた。

中々ハンサムなガイドのロビー。ガイドの使命とはいえしゃべりっぱなし、その上相当の食いしんぼらしく食べ物のことしか話さない。食べられる植物は丁寧に説明してくれるが、カメハメハ大王の生家は?
と聞くと結構適当。このタロイモ畑のあたりだけれど、だれも王族の末裔は住んでいなくてタロイモ栽培にリースしてんだ。それよりここのタロイモは大きいのから小さいのからどれでもとびきり上手いんだと云った調子。

でも確かにここはパラダイスです。次の時は是非あの青い砂浜にいって泳ぎたい。この入江は津波が来ればひとたまりもない地形ですが、1946年と1979年の大津波は王家の霊験で50人程の住人のだれも被害者はいなかったそうです。

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