京都の桜

爛漫
結婚するまで、関西に住んでいたのに京都を桜の季節に訪れるのは初めてだった。阪急沿線は当時塚口から三宮まで見事な桜でわざわざ桜見物をする時間もなければ、その気もなかった。TVのコマーシャルの影響と、体調の良い今の内にという思いを駆り立てる出来事がバタバタと身の回りに起こった事もきっかけになっていた。同窓生は当時、全然知らなかった人も、顔は覚えてる程度の人や、当時も今も何かと集まる親しい友人と色々だ。ブリッジの世界はどうしても、何人かの緊張を強いられる人々がいるが、同窓生は皆、故郷の幼馴染という感じがする。この日の心情は犬に対する重苦しい悲しみが底を流れ、まわりを同窓生の優しさと和みが包んでくれた。そして桜は我を忘れさせてくれます。

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