手術

手術
前の手術が大幅に遅れたので3時半の予定が6時になった。麻酔は目の下から針をグーと突っ込んで目の周りに球後麻酔というのをする、表層麻酔のテープを貼ってあるので針の痛みは無いけど押し入っていく感覚が痛い。この手術で痛いのは此処だけということなので我慢。ゴムの眼帯のような物で眼球を固定して片方も布を被せ、左目に重しをのせて15分位麻酔が完全に効くまで待つ。部分麻酔なのでかかっているクラシックの曲も先生や看護士の声もはっきり聞こえる。角膜は大きく分けて上皮、実質,内皮に分けられるが私のは深部表層角膜移植なので、上皮と実質を取り替える。先生の始めますという声が聞こえてくる、ブルーの海の底からみている感覚に先生の白っぽい指先と器具がぼんやりと迫ってくる。助手の先生との会話が気になる。15度の針を出してとかそろそろ冷蔵庫から角膜を出して用意してとか聞こえてくる。どうやら角膜の除去は終わったらしい、除去する部分も何層かに分かれており最後の部分が一番難しいとか先生は呟いている。角膜は直径7ミリ前後厚さが0.6ミリから7ミリなので0,1ミリに満たないナイロン糸で顕微鏡を使いながら縫っていく。目の上には黒に赤いライトのガイドラインが当たっていたのでこれに沿ってやるのだなと思われる。

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